キャリアアップ転職に向けて

エンジニアはキャリアアップのために転職をするケースが多いものです。同じ職場でルーティンワークしか与えられず、スキルを磨く機会が少ないと判断する人も多くいます。けれども思うように面接で上手くアピールできない人が見られます。ある程度の経験を持ち、技術にも自信を持っているはずなのに、いざ想定外の質問をされると答えを濁す傾向があるためです。これまでに経験してこなかったような仕事に問題なく取り組めるかどうかを問われると、つい自信のない態度を取ってしまうというわけです。これは普段の仕事にも見られることなので、心当たりがあるエンジニアは意識した方が良いでしょう。

上手くこなせるかどうか確証が得られないと、できるとは言えないのがエンジニアの特徴です。普段の業務では漏れのないアルゴリズムを考える癖がついているので、自分が持ち合わせていないスキルを問われると率先して請け負うことを避けるわけです。そのような姿勢が面接に出てしまうと、評価を落とすことになります。たとえ未知の領域であってもチャレンジする姿勢を持つ人は評価されますし、実際に活躍もしています。自分のこれまでの経験から、どんなことでも学んで習得してきたことによる自信を持っているからです。そのような発想に切り替えて、経験のないような仕事を任されることになっても進んで取り組むチャレンジ精神を持つことは大切です。そのような人がエンジニアとしても、あるいは管理者としても求められています。